えー、どうも。
先日母と妹に、やっとバレンタインのお返しをしました道楽人です。
ユルキャラのちょっとしたキーホルダーですが、お返しの方が値段高かったようです。
義理でもちゃんとお返しします、どうか僕にギブミーチョコレート!!!
さ、南アの続きです。一気に更新したいけど、最近の僕はゲームにハマっており、その誘惑に勝てないのです。
○8月8日(月) 3日目 晴れ
ルート:光小屋→希望峰→仁田岳→希望峰→上河内岳→聖平小屋
3時過ぎに起床。どれどれ、外は?とテントから顔を出す。星空が見える、予報通り今日もいい天気だ。
ちょっとゆっくり準備して、5時前に出発。
まずは三吉平へ下る。そこから小ピークを経由して易老岳への登り。朝からちょっと疲れちまったっス。
荷物はたいして減らないし・・・飯食ってるんだけどなあ・・・
易老岳で飯休憩。パンをかじる。少しすると団体の定年組が。
俺のデカザックを見て、話のきっかけとなった。なんでも、あちらさんは前々日に日光の男体山を登ってきたというのだ。
男体山→徹夜で畑薙ダムに向かい、茶臼小屋→光岳に行く途中で俺と合流。というハードスケジュールだ。
聞いているだけで疲れそうな強行スケジュールだ。リーダー格の人はキスリング時代からの登山愛好者。
凄いなあ、登山歴半世紀近くかい。そしてとてもエネルギッシュなんだよ皆。
俺もこんなカッコいい年の取り方をしたいもんだ。
希望峰に再び到着。
さあ、今日は残していた仁田岳に行くぞ。
おお、あれか。なんか思ったより近いな。
と思ったら仁田岳手前のピークなんだこれ。登り切ったと思ったら、もうちょっと先だった。
今度こそ仁田岳。この、里山っぽい簡素な看板も、なんか味がある。
なにより、仁田岳からの眺めは素晴らしかった。天気が良かったら寄ることをお勧めしたいポイント。
仁田岳より希望峰に戻り、茶臼岳へ。
今日はあと、上河内岳に登れば下って終わりだ。
上河内岳に近づくにつれ、良い景色が。
なんだか日本じゃないみたいだった。
森林限界になったので、日差しが容赦なく攻撃してくる。暑くて残りの水を思わず心配してしまった。
天気がいいのは嬉しいが、雲はあってもよかったなあ・・・
左側にある岩は奇岩竹内門。
奇岩の岩陰で、日よけ休憩。
暑いんじゃボケエと思いつつ、行動食を食べる。
上河内岳の肩に着く。すぐそこに上河内の山頂。荷物デポしていってくる。
上河内岳に到着。
山頂からは懐かしのスタート地点、畑薙ダムが見える。
聖岳、赤石岳、悪沢岳。ああ、近づいてきたなあ!!!気分は盛り上がる。
光岳達も見える。
再び肩に戻る。あとは南岳に登り、ずーっと下ってゴールの聖平小屋だ。今日も予定より早く着きそうだ。
赤い石、青い石、白い石。カラフルロードだった。
雲にかかっているのが南岳。
あれしきの登り、これで終わりと思えば楽なもんよ。
スパッと切れたような岩を発見。
南岳への道には、沢山の花が咲いていて、大して花好きでないのにテンション上がった。
ちょっといい匂いもしたし。
きっとこの時は、花に囲まれた少女のような顔をしていたと思う。
南岳に着。
南岳から上河内岳を見る。結構下ったな。相変わらず天気はイイ。
あとはひたすら下り。
標高で約500mの下りなんだけど、けっこう疲れた。
見通しのきかない樹林帯だし、風が抜けずに少し蒸す。
そして枯れ木が荒廃させた地を思わせる聖平のコル。さ、小屋まで数分だ。
雲、出てきたなあ・・・
このコルでドコモは電波が入ることを後に教わる。
聖平小屋に到着。
広いテン場で気持ちがいいが、風が吹かず少し暑かった。
トイレは水洗で奇麗。なんかハイカラな小屋だなあと思った。
聖平小屋で名物のウエルカムフルーツポンチ。すごい嬉しいサービスだ。
テン場受付の時にもらった。これ、フルーツポンチが入ったデカ鍋から自分で容器に入れるんだ。たくさん入れた。
フルーツポンチって逆から言うと何だ!!!?と小学生の時、女子に聞いていた男性諸君!!!!
あの時から僕たちは穢れてしまったのかもしれないぞ。
先に容器にフルポン入れている山ガールを、小屋番だと思って、「テン場の受付お願いします」なんて言ってしまって恥ずかしくて3回死んだ。
夕暮れ、水を汲んでいると携帯の電波について話している人がいた。
テン場だと電波入らず、天気予報を見たいと思っていた時だったので、どこで電波が入るか聞いた。
情報通り、バッチリ電波入る。
いよいよ翌日は聖岳だ。
コメントを書く