数年前、幼馴染の1人が宮城県に婿入りしました。
幼稚園から20年以上の付き合いです。四半世紀も付き合ってるなんて、時代を感じるなあ。
地元と宮城県は距離的には車で往復可能なので、毎年宮城まで遊びに行くのが恒例行事となりました。
今回は自分含めて男5人の地元幼馴染衆で遊びに行きました。
場所は宮城の鳴子温泉郷。現地で待ち合わせして男6人、何ともムサ苦しい温泉旅が始まったのです。
○鳴子?
鳴子温泉、場所を提案されるまで知らない名所でした。
公式HPによると、何でも1000年の歴史があるそうで……
有名どころでは、源義経の話、松尾芭蕉の「おくのほそ道」が挙げられるそうです。
うん、なんか凄そうな場所なんだな。
観光は下調べが大事。行き先で時間を持て余したくなく、結構調べまくりました。
○初日は鬼首へ
土曜日、天気はイマイチ。大気が情緒不安定で、雷雨もあり得るそうな。
鳴子温泉でのベストスポットは紅葉の名所、鳴子峡だそうです。
ここは晴れた日に見たいので、翌日に持ち越し。
なので鬼首(おにこうべ)の間欠泉を見に行くことに。
鬼首とは坂上田村麻呂が関係しているらしく、鬼と呼ばれた豪族の首をはねただとか、そんな感じらしいです。
歴史はからっきしですが、ゴロがよくて田村麻呂は覚えてる。
それにしても地名からしてなんか……出そうだな……
間欠泉はお店があったり、ちょっとした散策スポット的な感じ。
この露天風呂はちょっと勇気がいる。観光客から丸見えだ。
源泉が流れている?からか、湯気がすごい。
露天風呂なんだけど入るのに躊躇う所があったり、なかなか良い雰囲気の景色もあり、思ったより楽しめる。
入場料400円は、まあ妥当。
そしてメインの間欠泉「弁天」。10分くらいの間隔で吹き上げる間欠泉は、なかなか見事。
近くにはもう1つ、小さい間欠泉もありました。
小さいほうの間欠泉「雲竜」
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男どもなんで、卑猥な実況してました……
さて、この間欠泉では素晴らしいイベントがあります。
熱々の源泉を使い、茹で卵を作ることが出来るのです。
ヤバくないか!これ。
生卵は売店で売ってるし、持参も可能。
こりゃ坂東英二は大喜びだな。
しかし、ここで茹で卵を作るのは、ハッキリ言ってニワカ。という地元民のブログをチェックしていた僕。
卵は途中のコンビニで買うと尚良し。塩も忘れるべからず、とな。
なるほど、地元民恐るべし。
間欠泉で卵食べたいけど我慢。
すぐ近くの地獄谷遊歩道を目指します。
遊歩道には駐車場があり、そこから歩き。
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危険個所は多い。
橋や木道がありますが、足元のそこかしこでボコボコと温泉が湧いてます。
なので、ちょうどいい感じの湧き口を見つけたら、そこに卵を入れておくわけです。
茹でている間、誰かに取られないか心配で寿命が少し縮んだ。
この源泉に決めた!!
頃合いを見て引き上げれば、ゆで卵完成!
半熟が好きなんで、みんなより早く引き上げる。
出来は……
抜群の半熟!!!あっという間に1個食べてしまった。
もう1個買っておくんだった……
最高の出来。ベストオブ半熟
ちなみに地獄谷観光客は半数以上が卵持参でした。
中にはジャガイモ持参のツワモノも。
なんかレベル高くて負けた、って思った。
食パンで卵サンドイッチにしてピクニック夫婦もいて、なかなか混沌とした場所でしたね、はい。
なんだかんだ間欠泉と合わせて時間つぶせました。
道中、鳴子ダムもあるし結構楽しめましたぞ。
○お宿へ
そうこうしている内に、良い時間となり宿へ向かう。
お宿は、三之亟湯 (さんのじょうゆ)。http://www.sannojyoyu.jp/
小さい旅館ですが、評判良さげ。
もう一度来たい宿。
部屋にはトイレ風呂なし。冷蔵庫は共同。
だけど晩飯が量多くて美味しかったなあ。牛タンコースでは、メインの牛タン、茶わん蒸し、刺身、点心などなど。
食前酒としてブルーベリー酒は出るし、終盤に揚げ物が出るし、最高っ。
面白い宿のおかみさんが親戚のおばちゃんみたいにフレンドリーで いい味出してました。
風呂はアルカリ泉。メッチャヌルヌル。ヌルヌルスペシャル!!
露天風呂が無いのが残念だけれど、24時間入れる。
ネット予約の割引あったのか、これで1泊2食1万円ちょっと。
安い。素晴らしく安い。
近くには大型ホテルもあるけれど、静かに、のんびり過ごしたいならこの宿もアリ。
翌朝は朝飯がちょっと遅いので、散歩。
橋があったり、SLがあったり、ちょっと歩くのには、まあ中々。
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いい天気の朝散歩、よきかな。
そして風呂につかり、飯を待つ。
朝飯は小さいけれどヨーグルト出るし、焼き魚は脂が乗ってるし、食後はコーヒーも出る。
やあ、ここはいい宿ですな。
修学旅行思い出した。
○鳴子峡へ
やや色付き始めた鳴子峡は混みそうなので、朝から向かう。
それでも無料駐車場は埋まりつつあった。
まずは大深沢遊歩道を歩く。
キャー見て見てこれ!苔かわいい!(漢ども)
そして鳴子峡レストハウス方面へ。と、ここで何やらいいニホイ。
出店だ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
軽く歩いて腹が減った僕はたこ焼きを食べた。もっと食べたかったが我慢した。偉い。
ちなみに出店より、レストハウスのほうが値段とクオリティがグッドな気がした。
鳴子峡レストハウス。
そして鳴子峡という大峡谷を削った大谷川まで歩いて降りていく。
運動していなければ、なかなかハードだと思う。
大深沢橋を見上げたり、渓谷美を堪能して、満足したなあ。
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紅葉、今だと凄いんだろうなあ。
その後は鳴子温泉駅付近を散策。
こけしが有名な鳴子では、至る所にこけしが潜む。
宿にもいたな。
こけし館なんてあるけど、シュールそうで行くの辞めた。
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宿にも街中にも「こけし
温泉神社をちょっと覗いて、昼飯食って帰路につく。
下調べのおかげで、みんな満足した旅路となりました。
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小さいけど立派な神社。絵馬がたくさんでした。
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