北海道1周旅行 vol.2

北海道1周旅行 vol.2

11月です。
ようやく秋の気配漂ってきて、もうすぐ冬ですね。
早く滑りに行きたい今日この頃です。


○7月31日(水) 1日目
30日の仙台発、苫小牧着のフェリーに乗り、眠れない夜を過ごす。
夜中2時くらいまでの記憶はあるが、いつの間にか寝ていました。
苫小牧着は31日11時。起床は7時前。時間はまだある。とにかく朝飯だ。

小腹が空いたとき用に買ったパンがあるので、それを食べた。
船内朝食は、なんと順番待ち状態。船の中でも行列に並ぶのは勘弁したいですわ。

朝飯を食べてもまだ時間がある。朝風呂に入ることとしました。
風呂の窓からは、どんより曇った空と海しか見えない。
それでも、やっぱり風呂に浸かるのはいいもんです。

そんなこんなで苫小牧に到着。車で北海道の地を進む。
まずは昼飯。苫小牧で人気のあるという回転寿司に行きました。
今どきのタッチパネルで注文方式が楽でした。

隣に座った人は、さっぱりわからず、あげく注文したのに来ないと店員にイライラをぶつけていました。
じいさん、俺も寿司、なかなか来ないよ……

おまけにシャリが小さいタイプ……。
こんな着飾った寿司、全く腹にたまらなかった。
10皿を超えても全然腹に溜まらない。
寿司はそこそこの値段するし、晩飯に期待しようと切り上げます。
それでも4000円は超えてしまった。まあ、旅の出費は良いのだ

苫小牧港の近辺には大型店が立ち並び、なんでも揃いました。
スーパーにて新鮮な魚の切り身をいくつか、惣菜を少し、燃料のビールも買ってキャンプ場へ。


苫小牧の北西にある支笏湖。透明度が高い。

初日のキャンプ場は、支笏湖の湖畔にあるモラップキャンプ場です。
支笏湖は透明度が高く、あわよくばカヤックで漕ぎたいと思いました。
当初は荷物になるからと置いていくつもりが、スキー師匠であり、カヤック師匠でもあるAさんより「絶対カヤック持っていけ!」と言われたのです。
まあ、車はパンパンになるけど持っていく事にしました。

午後2時前には到着。
なんと平日にも関わらず、程々に先客がいます。
子供の夏休みもあるのだろう、家族連れが多い。バイクでツーリングしている人もチラホラ。
程よい場所を探し、設営。
今回はDDタープを張り、その下に忍者ネスト(蚊帳)を張る。
さらにコットで寝ることにより、暑さを回避しようという算段です。
北海道といえど、昼間の暑さは30℃近い。苫小牧は盆地より多少涼しいが、それでも暑い。


DDタープは4m×4m。1人だと大きいが、個人的に好きなサイズ。

設営後、カヤックを組み立てる。
北海道で漕げるので気分が乗っているのか、組み慣れたのか、いつもより早く出艇できた。
しかし波立つ湖面は、想像以上に漕ぎ辛くて、危うく沈(転覆)しそうになる。
10分くらいで切り上げ、ビールを飲む事に。


曇ってきたと思うと、この後、急に風が吹いてくる。

カヤックは組んだまま、翌日の洞爺湖で乗る事としました。
ビールを飲み、新鮮な刺し身を食べ、米を炊いて食う。
やっぱりキャンプは最高だ。これが後、何日も続くとは素晴らしい

程よく酔いながら本を読んでました。
Aさんより進呈された、「海を歩く」です。
シーカヤックで北海道を一周した堀田さんの名著
絶版となったけれど、評判はとてもいいようで。
だって面白いもんね。3日くらいで読み終えてしまいました。
カヤック漕ぎたくない、と考えながら進む堀田さんに対し、
僕は山に登ってる時に思う。ああ、下山して家でビール飲みたいなと。
なんだか親近感が湧いた

夜は比較的涼しく、朝方は薄手の寝袋を被った。
昼間を思うと寝苦しい夜になるかと警戒していたが、さすが北海道。


モラップキャンプ場、なかなか良い場所でした。

○8月1日(木) 2日目
前日は21時に就寝。
おかげで明け方一度、目が覚める。
支笏湖でも漕ぐかと思うも、やや波立つ。
風もある。GPVでも天気予報でも風はほぼ無いはずなのに。
わざわざ漕いで濡れる必要もないと二度寝

6時に朝食、カヤックをカートップし、撤収。
8時にはキャンプ場を出る。


愛艇、K1と共に進む。

平日の8時、出勤で混む道路を関東ナンバーのカヤック乗せた車が進む。
みなさん、すいません。お仕事頑張ってと進みます。


室蘭に行き、宿泊は洞爺湖のキャンプ場。

やがて町中を抜けて、室蘭の地球岬へと向かいます。観光客は、ニイハオが殆どでした。
曇り空ですが、なかなかの景色。


 地球のオブジェ。さすが地球岬。

なんか幸せな鐘的なヤツ。

灯台までは残念ながら行けません。

ここよりも、近くのトッカリショの方が見応えがありました。




トッカリショ、名前が北海道っぽいね。海が綺麗です。

岬も見終わったところで、本日の宿泊地である仲洞爺キャンプ場へと向かいます。
キャンプ場は木陰をゲット。脇に小川が流れ、なかなかいい雰囲気です。


仲洞爺キャンプ場。徒歩1分で温泉があるのも良い。個人的に北海道旅でトップクラスだったキャンプ場。

それよりも時刻はまだ14時だ。
洞爺湖の真ん中にある中島まで、距離にして5Km弱。
どんなに遅くとも時速5キロは出るので、往復しても2時間とかからないだろう。
日暮れも遅いし、中島目指して漕いでいきました。
しまった、カメラを忘れたが、まあ大した景色ではないし、いいか。
日光の中禅寺湖を彷彿とさせる景色で、あまり高揚感は無いけど、気持ちがいい。

中島に到着して、しばし休憩。
おにぎりを食べ、ビールが飲みたくなりキャンプ場へ帰った。


翌日撮影。キャンプ場からは別アングルだけれど、真ん中にある中島。

この日はビールがやたら旨く、350缶5本が無くなり、焼酎も飲んでいた。
お陰で夕方の記憶があまりありません。
少し寝たようで、起きてから隣接する来夢人(きむんど)の家へと行きます。
入浴施設だ。内風呂しかないが、ビール飲んでも行けるなんて最高。
風呂は熱く、42℃、いやそれ以上?勿体なかったが、すぐに出ました。
ちなみに来夢人の家には外にトイレがあり、24時間使用可能
キャンプ場のトイレよりキレイなので、こちらを使うのもアリかも。
風呂を出て夜は早々に寝ました。

カヤックカテゴリの最新記事