一国一城のなんとやら

一国一城のなんとやら

さて、前記事でキャンプ用に土地を買った事を書きましたが、さっそくキャンプに行ってきました。
結果的に言うと最高で、買った甲斐がありました。もうね、ありまくり。
新しいアイテムも揃えて出陣してきたのです。

冬仕様

キャンプに行こうと思うも、時期は1月末。寒いっす。
いや、今まで真冬にキャンプはしてたけれども今回は購入した土地。標高は500m
寒いに決まっている。必要だ。暖が

暖を取りたい

冬キャンで暖を取る…には…
手っ取り早いのは着込む事。でも着込んでも体の芯からの冷えは あるし…なぁ
いつもの冬キャンプみたいに鼻水たらしながらのキャンプは卒業したい。

となると薪ストーブか石油ストーブか。
薪ストは憧れるけれど、テントを溶かすトラブルもあるし、準備が面倒。
薪も大量にいるし、車に薪を乗せるのが まず面倒。
石油ストーブがいいか。とネットで検索していると発見。

バイオエタノール暖炉とな!?

バイオエタノールってトウモロコシやらから作られる燃料だっけ。
それを燃料にする暖炉ってスゲー面白そう

バイオエタノールは燃料としては少し高いけど、一酸化炭素中毒の心配がないのはいいね。
本当は暖炉本体をキャンプオーパーツってとこから買おうと思ったけど、初めて買う得体のしれないものに7万以上はちと高い。
なので、バイオエタノールを取り扱っているヒロバゼロ(旧ガレージゼロ)ってメーカーのお安いバイオエタノール暖炉を購入した。
問題はテント内で使用した場合、どれくらい暖かいかだ。

ネットで探しても、イマイチヒットしない。
広告まがいのブログしかない。
しかし、Youtubeにて使用しているキャンパーがいて、暖かいと言っていた。

まあ本体安いし、ダメもとで買ってみた。
試しに庭にテント張り、実験。
なかなか暖かい?気がした。
あとは実際に試すのみ。

冬用テント

暖は決まった。
あとはテント。今の手持ちテント及び寝床は

・ダブルウォール
ダンロップ r226、山用でダンロップのVS20、ヒルバーグのソウロ

・ワンポールテント
パンダ

・A型
ニンジャタープ+ネスト

・ハンモック
ヘネシーハンモック

ハンモックは寒くて真冬は嫌だ。論外。
ニンジャタープ・ネストはメッシュなので寒い。
ダブルウォールのテントはフライと地面の間に隙間があり、冬は寒い。毎度思っていたが、隙間風は寒い。

しかし、ヒルバーグのソウロなら地面ギリギリまでフライが覆うので、いい感じかも。
しかし、お高いテントの中でバイオエタノールとはいえ、小さい暖炉を使うのは怖い
また冬なので焚火はテント近くでやりたい願望がある。
焚火の火の粉やら暖炉でソウロが溶けたら泣くと思う。

パンダテントだと暖炉を使うのはいいが、寝るとき少し狭いんだよな。

となると新しいテントを買うしかない
決して新しいテントを買う為の口実ではないっす。

候補として
・やや大きいサイズでコットン素材のワンポールテント
・最近流行りのパップテント

少し大きいワンポールテントは前から購入しようと決めてました。
テンマクのサーカスTCとかありきたりだけれど、安くていいよね。
石油ストーブ使うのにも良さそう。

しかし、調べているとパップテントで良さそうなのがあるじゃないの。
バンドックのソロベース
こじんまりとした感じで値段も安く、評判も良い。

それにパップテントは持ってないし、気になってた。
スカート付きのEX版を買おうとしたけど、人気すぎて転売価格でしか買えない。
転売ヤー マジ死すべし。
スカートは自作で付けることにする。

庭で試し張りして、コット入れてチェック。
秘密基地みたいで最高じゃないの。
なんなら試し張りのまま庭で泊まろうかと思った。
それくらい居心地の良さそうなテント。

いざマイキャンプ場へ

暖もテントも揃った。
週末になるにつれ天気予報をチェック。
なんと平地でも雪の可能性があるとな!?
こりゃ完全に雪中キャンプとなりそう。
雪が降っても良いように装備を準備。
スコップにスノーシューズ。あとは着込む物。
最悪、寒くても車あるから大丈夫。
妹からは「死なないでね(笑)」と激励されGO

車を2時間ほど走らせ、到着。
正式に購入手続きしてから始めてくる我が土地
土曜の昼前なのにめちゃくちゃ静か。
鳥の鳴き声、風の音しか聞こえない。
車の走る音は聞こえない。

数々のキャンプ場を見てきたカンからするに
…こりゃあ、当たりだぜ…
最高の買い物をしたな。

さっそくソロベースを張る。
うん、いいじゃないの。

待ちに待ったマイキャンプ場。たまらん。
なんかいまいちビシッと張れねえっす

目の前、開けてます

久々の焚火

ビール飲みながら焚火の準備。
幸いにも、木はそこら辺に落ちてる。
自分の土地なので、少し土を掘って直火で始めた。
次からは焚き火台を使おうと思い、先日ピコグリルを買いました
ピコグリルは転売価格でなく、正規価格で買えるようになってて嬉しかった。

焚火の中にヤカン置いて、沸いた湯で焼酎のお湯割りを飲む土曜午後。
たまらん!!嬉しすぎて独り言を言いまくってた。
だって周りに誰もいないんだもんね。
歌も歌ってたわ。何だこれ、最高っすね。

焚き火しながら、だらだらと肉を焼いていく。
骨付きラム。うめえ!
焚き火あったけえっす。
久々に焚き火した。やっぱ冬は焚火 最高だな。

やがて暗くなり焚火がいい具合に。
しかし寒くなってきたのでパップテントを閉め、バイオエタノール暖炉に火を灯す
数分後、幕内は暖かくなり快適となった。
念の為、一酸化炭素警報機を起動。

幕内にてバイオエタノール暖炉。あったけえ。外は真冬でも幕内は天国。

暖かく快適で酔もあり、いつの間にか寝落ち。
目覚めるとテント内が少し狭いような?
なんかテントに乗っかってる?

テントを内側から外に向かって押すと、バサッ!
ゆ、雪だ!!
いつの間にか雪が降り、テントに積もっていたのだ。
テントを開けて外を見ると、雪がチラチラ。
雪は結局降らないだろうと思ってたのに、降っちゃったよ!

この勢いだと途中起きて雪かきしないといけないのでは?
5時くらいに目覚ましかけて寝る。

雪の朝

目覚ましで起きてライトつけると、テントが雪に押され狭くなっとる!カッパ着て外に出る。
雪はいい具合に降っていた。積雪は20センチくらいだろうか。
テントに積もり、下に落ちた雪をどける。
これでテントは押されなくなるだろう。

雪がどんどん積もる。最高かよ。
2本の栗の木。山栗が取れる。

まさか雪かきするほどの雪中キャンプになるとは…
楽しませてくれる
しかし、雪が積もってもなんの問題もなく建っているソロベース。
いいねえ、あんたいい仕事するねえ。

さて朝飯は…
焼き残した骨付きラムが1個と生米。
昨日の買い出し、少なかったか…いつも食べ切れないほど買うのに。

うーむ、朕は暖かい汁物を所望す。

ということで、近くのコンビニへ。
大きい道路まで1キロほど。
そこまでは、ザ・生活道路なので車の脱輪が怖い。
雪がつもり、側溝が隠れた田舎道。他にも道路幅わからずに田んぼへ落ちたり、木が倒れていたり。
田舎の雪道は、こええ。トラップ満載です。

南無三!と出発するも少し走ると民家もあるため、既に車の走った轍があった。
ありがてえ!轍ありがてえ
轍の上なら安心だ!

と、特にトラブルなくコンビニへ到着。
冷凍うどんを買い基地へ戻る。
バイオエタノール暖炉つけて、うどん食う。
うめえ。ポカポカして2度寝。

太陽上っても激寒。しかし、バイオエタノール暖炉のおかげでポカポカ。
外は雪。でも幕内はバイオエタノール暖炉でこの気温。

昼は軽く済ませ、撤収。
ああ、自然の音のみのキャンプとか久しぶりじゃない?と自問自答し最高のキャンプとなった。
と改めてマイキャンプ場の素晴らしさにウットリしながら帰路についた。

ということで、今週末も行ってきますね。

また来るね

バイオエタノール暖炉の感想

バイオエタノール暖炉は一人用テントくらいの大きさなら十分温める熱量がある事がわかった。
ただ今回はバンドックのソロベースにスカート自作取り付けし、隙間風が入らないようにしている。
これを前提として、

メリットは
・薪ストーブほど気を使わない
・一酸化炭素が出ない(出にくい?)
・セッティングが容易
・暖炉は小型なら安いので、お試しで買うのもアリ。

デメリットは
・燃料費が高い
400mlで3時間ほどしかもたない。

・購入先が少ない
大きいホームセンター売っていたりするのだろうか?
今のところ通販でしか買っていない。

・大きいテントには大きい暖炉が必要かと思う(ただし高い)
大きいテントなら断然石油ストーブがいいと思う。

まあ気になるなら買ってみましょ。安いから。

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