えー、どうも。いつウィンクをするシチュエーションが来るかもわからないので、こっそり練習しています、道楽人です。
いやはや、梅雨明けしたかのような猛暑日です。
こう暑いと、涼を求めて山に行きたくなるのが山人(やまんちゅ)の常。
7月2日・3日と尾瀬に行ってきました。つらつら書きたいと思います。
〇山に行かねば
山に行くとき、毎度こんなことをしよう、これを目標にと考えていったりしてます。
・・・たまにだけど
今回の重要事項
・山ガールを見て目の保養
前回の山行では那須山(栃木の茶臼岳 周辺とか)の近くに行ったものの、マイナーな流石山・三倉山へ。
長くてうっそうとした樹林帯を男二人で行って、しかも3時間の登りの先には素晴らしい景色が待っているはずなのに、ガスで何も見えず・・・
トレーニング目的だった為とはいえ、あんまりな1日だった。
ということで、今回は山ガールでも見て目の保養&トレーニングってことで尾瀬に決定。
・うまいもん食う
やっぱうまいもん といえば肉だよね。うん、うんと頷いたあなた、お友達になりましょうぞ。
テント泊の時は、いつも何かしら美味しそうなものを持っていくのが恒例です。
もちろん山に生肉持っていきます。初日に食うなら、何ら問題なし。ましてやアイアンスタマック(鉄胃)をもつ僕なら、食あたりなんてしません。
盆の山2日目に肉焼いて食べたけど、腹痛無し。というか、人生で記憶にある食あたりは1度きり。
それは食あたりを経験したく、夏場に傷んだシーフードカレーをあえて食べてみた時。
いやあ、下痢って嫌ですねえ。
あとはスパゲッティ。山ではよく食べるんだけど、水漬けスパゲティなんてのがあったんで、挑戦してみました。
後ほど説明します。
・トレーニング
盆の南アルプス縦走に向けてトレーニング。
25キロ前後で歩けるよう、体力・筋力を戻したい。
・ニンジャタープで遊ぶ
ニンジャタープというものを購入しました。
まあ、タープです。でも様々な張り方ができて、面白いんですよねえ。
何パターンか試してみました。ニンジャタープについては後日、特集したいと思います。
とまあ、こんなとこでしょうか。今回の重要事項。
では、尾瀬の山行報告でもしましょうかね。
〇7月1日
金曜の仕事終わって、帰宅。
飯食って、風呂入って、尾瀬に向かう。今回は大清水小屋から登る。
23時に着、車中泊。睡眠時間は4時間ほど。
だが車中泊って、いつもあんまり眠れんです。実質2時間くらい?寝たかしら。
〇7月2日
ルート:大清水→尾瀬沼→皿伏山・白尾山→富士見峠→見晴らしキャンプ場
3時起床。やっと寝付けたもんだから、もう一度眠りたいけど準備する。
でも今回の天気いまいちだからなあ・・・二度寝しようかなあ・・・なんてダラダラしていると大型バスが。戸倉からのバスかな。
何人か登山客が下りてきて、暗い中、沼田街道(林道)を歩いて行った。
「うおー、負けてらんえねええ」と急に張り切りだす。我ながら単純であるなあ。
4時過ぎ、出発。
この日のザックは飯水抜きで20.5キロ。水2.5キロ。飯3キロ。
飯・・・重・・・
計26キロ。なんでこいつのザック、こんな重たいねん・・・と突っ込まれそうだけど、トレーニングだからいいのだ。
良いペースで尾瀬沼に着く。空は曇天。燧ヶ岳は雲の中だ。天気いまいちで写真撮ってない。それどころかカメラ出してない。
天気いまいち、気分もいまいち。このまま見晴らしのテン場まで直行したかった。
2時間ちょいでテン場ついて、テント張って、尾瀬ヶ原でも散策。うん、いいじゃん。
と誘惑に負けそうになる。
何が悲しくて5時間以上かけて遠回りして見晴らしまで行くのか・・・
尾瀬沼山荘の椅子に腰かけ、地図を睨みつけながら考える。
パンパかな脳内
悪魔「おいおい、とっととテン場でビール飲もうぜ」
道楽人「たまには、そんなのもいいよなあ・・・」
天使「だめよ!今日はトレーニングに来たんだから!楽しちゃダメ」
道楽人「え、楽しちゃダメンなの?」
天使「はよ行けや、ゴミカス」
ということで泣く泣く皿伏山へ。
尾瀬に行ってきましたと言われたら、登ったのは燧ヶ岳?至仏山?と聞かれるだろう。
皿伏山・白尾山なんて言ったら、何言ってんだこいつと思われるだろう。そんなマイナーな山だと思う。
道中2人の親子しか見なかったもんね。とちゅう軽い笹藪漕ぎあるし。
尾瀬沼より南西方面、分岐があるので進む。
と、ここで出てくるのが大清水平。
広がる湿原は、なかなかのもの。人いないし、独り占め。
つまらない写真なので彩度上げまくったです。
こんな、うっそうとした樹林帯を延々登ります。人いないし、熊いてもおかしくないっす。
木札は立派。無駄に。
皿伏山は展望なし、写真すら撮ってない。早くテン場に行きたかった。
やっと白尾山に。うーん、この展望の無さよ・・・
こりゃあマイナールートなわけだ。このすぐ先で親子に会う。30代と60代くらいだろうか。
俺とは逆で、尾瀬沼に抜けるらしい。久しぶりに人との出会いなので少し話した。
富士見峠までの間にマイクロウェーブの反射板が立つ。アンテナ基地局みたいなやつだな。
そこで昼飯。
はい、水漬けパスタね。ためしてガッテンとかで取り上げられたらしいよ。
スパゲッテを水に漬けておくと、フニャフニャになる。
それを茹でると2分ほどでOKらしい。山でも試す人がいるようで、挑戦してみた。
漬け始めは歩き始め前。やく5時間ほど漬けたもの。
茹でる。
・・・が、ドロドロの汁で麺がほぐれない。水足したり、もっと茹でたりしたけど、ダメみたいで。
本当は水を吸った白いスパゲッティが黄色くなるはずなんだけど、底のほうにある部分しか黄色くならない。
無理やり食べようとしたが、かなりきつい。何しろドロドロなのだ。少し粉っぽいし。
どうやら水に漬けるのは長くても2時間が限度のようで。それ以上はスパゲッテが水を吸いすぎて、溶け始まるらしい。
ネットで何時間でもつけこみOK 、なんてガセネタつかまされたわ・・・くそ
まっずい昼を終えて、先へ。いいもんね、あとはテン場までひたすら八木沢道を下るだけだもんね。
順調に下り、テン場へ。
本日は見晴らしキャンプ場。以前泊まったことのあるテン場だ。
受付して、ついでにビールとコーラを買う。
サクッとテント張り、着替えないままビールタイム。
調理はいつもガスではなくアルコールです。トランギアのストームクッカー。こいつもまた、後日紹介したい。
糞重いです。そしてこの糞重い、アメリカンなウインナーを焼く。こいつがつまみだ。
アメリカンらしく、大味で大してうまくないけど好きなんだよなあ。中にチーズが入ってて、デブが好きそうな感じ。
少し腹も膨れて、着替え&ニンジャタープを張って楽しむ。
そして山雑誌読んで夕暮れ近く。
暗くなる前に晩飯。メニューは山菜おこわとカルビ、豆乳きのこスープだ。
山菜おこわはアルファ化米。カルビは、もちろん生肉を持ちこみ。
豆乳スープは、パックの豆乳を持って行った。200mlを2本。使ったのは1本。もう1本は、そのまま飲んだ。
常温保存可能だし、山で使えるな。
あとはマイタケ、残ったウインナーを入れて、味付けして完成。がっつりな食事に、我が胃も大満足。
暗くなってから、本読んで21時就寝。翌日は雨が降ったりやんだり予報。のんびり起きて帰るだけの予定。
〇7月3日
ルート:見晴らしキャンプ場→尾瀬沼→大清水
朝、5時に目覚める。テン場でこんなに遅く起きるのは久しぶりだ。いつも暗い時間に起きて、夜明けくらいに歩き始めるからなあ。
たまにはこんな朝もいいもんだ。小雨降ってるし。
もう少しのんびりするかと、本読む。
雨が降ったりやんだりだ。少し経ち、雲は薄いようだし、とっとと帰るかと行動開始。
まずは朝飯だ。朝はうどんとカルボナーラソース。名付けてカルボナーラうどん。
うどんもレトルトソースも重い。重いものはウマい。
朝からコッテリ、栄養補給。
テント片付けて、さあ尾瀬沼へ。
せっかくなので尾瀬沼は北回りにすることに。天気も何とか持ちそうだし。
今は無き、沼尻休憩所。火事で焼失。建て直すのかな?
空は相変わらず雲雲。
水芭蕉は、もう終わってしまったか・・・
途中、尾瀬の花を撮ったりして帰路につきましたとさ。
〇尾瀬の花々
尾瀬といえば、ニッコウキスゲ。蜂が仕事中。
アズマシャクナゲ
ハクサンチドリ
ヒメサユリ
ヒオウギアヤメ
秘奥義アヤメ・・・強そうだぜ・・・
たぶんオゼソウ
〇後記
ということで、ブログ引っ越し後、まともに更新しました。
いつもだらだらな、予定のない週末に更新していたけど、記憶が薄れる前に書いていこう、と思う今日この頃です。
今週末は日光へ。前に勤めていた会社の先輩たちとキャンプです。食って、飲むぞー。
コメントを書く